錦秋の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
さて、おかげさまで今大会も無事盛会に終えることができましたことをお伝え申し上げます。
西洋医学の風靡する現代の医療、あるいは電磁媒体を通じ浅薄なる医療知識が蔓延するなか、自然科学を基とした東洋医学で社会に貢献することはまだまだ時代の逆を行くように見られます。
しかしながら、少しずつ漢方の本当の良さが認識され、広まりつつあることを患者さんや顧客から逆に教えられることも増えています。
漢方の素晴らしさを広めるのは宣伝ではなく、しっかりとした技術に拠る結果が口伝されるところにあるようです。
若い世代の医療者がいかに本質の漢方を理解し、担っていけるか、優れた漢方の良さを敷衍し、医療の中核にならんがための活動が期待されます。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
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日中医薬研究会・関西支部 支部長
伊東紗登子
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